理念

『人と組織の”在り方”にイノベーションを起こす』
これが「場活堂」の理念です。

居心地のいい組織では、内部にいる人たちは、外部変化への感度が薄れ、衰退の道にいることも気づきません。
外部環境、現実の課題、目の前の人にガチンコで向き合う中で、人の「在り方」は磨かれ、組織は内側から変化し、進化を果たします。

場活堂の理念は、その“在り方”からイノベーションを起こす場を組織と社会にもたらすこと。
その結果、人も組織も根本から活性化されると考えています。

人と組織の"在り方"にイノベーションを起こす

場活堂 誕生秘話

リアルな場にガチンコで踏み込むことでしか組織は変われない。これに気づいたから『場活堂』を立ち上げたんだと思う。

“リアルな場にガチンコで踏み込む”
こんな当たり前のことに気づくのに11年もの歳月をかけてしまった。

なぜ気づかなかったのか?
自分の力量が足りなかったから?
経験が少なかったから?
いや、私自身が「研修講師」という地位に甘えていたからなのかもしれない。

2008年、私は“限界”に来ていました。
プロの研修講師として、一人ひとりと向き合うビジネスコーチとして
200社以上の研修をしてきました。
しかし、いくら心に火をつけても、2週間もすると元に戻ってしまうのです。

それは、研修もコーチングも“非日常の場”で行なうので、現実の実践の中で磨かれにくいのです。
その学びと気付きを日常のリアルな現場で行なわない限り、成果を生み出すことはできないのです。

それを気づかせてくれたのがコクヨS&Tさんとの研修でした。
社内のキーマン達とチームを組んで、リアルな場にガチンコで踏み込む。
その結果、キーマン達の心の火種がじわじわと職場で広がって行くのを目の当たりにしたのです。

内向的な中堅スタッフが、積極的に人に関わろうとする姿。
諦め感のあるベテラン社員が、自分の新たな役割にチャレンジする姿。
コミュニケーションべたな専門家が、社内で勉強会をはじめる姿。
誇りに思える会社にしようと、家族をもてなすイベントを実践している姿。

そこには
「人の喜び」「悲しみ」「笑い」「達成感」「感動」といった陰も陽も、
あらゆる感情が生まれ、ドラマのように繰り広げられていました。
その結果、活き活きと人間味ある組織へと進化をとげて行ったのです。

この成功体験から『場活』という言葉が生まれました。

「経営者」「現場リーダー」「外部の専門家」この三者がチームを組み、
非日常で学んだこととそこで生まれた心のエネルギーをもって
日常の場(イベント)にチームとなって挑戦していくこと。
これが『場活』です。
そして、会社を舞台に、そこで働く人が主人公となる物語(ドラマ)を生み出す専門家。
これを『場活師』と名づけました。

私の夢は、この場活モデルを、私の職人的技術で終わらせるのではなく
“事業”として社会に広げることです。
研修講師やコーチといった職業があるように、『場活師』も社会に認められた一つの職業にする。
この夢を実現するために『株式会社場活堂』を設立しました。

『場活』により、組織の縛りや囚われに苦しみながら働く人が一人でも減って
活き活きワクワク働く人が一人でも増えること。
そして、組織をいつも活性化する『場活師』が組織に生まれること。

これが場活堂の使命です。

株式会社 場活堂
代表取締役社長 泉一也

設立の目的

  • 社会的に認知された場活師という職業を誕生させる「ベース基地」の建設
  • 場活師が互いに磨きあい、成長し合う「学びの場」の提供
  • 自由闊達にして、ワクワクする場活プロジェクトが立ち上がる「機会」の創出
  • 日本が歴史の中で積み上げてきた、人間性を高める「学習文化」の再建
  • 世界中にある人と組織を活性化する「理論」と「技術」を集約する研究機関としての活動
  • 世界への場活知識の普及と実践的「啓蒙」活動